ピアノや楽器をもっと楽に弾くには?美しい音で弾くには?脱力によって、ほとんどの奏法の悩みは改善されます。

内容紹介

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ピアノ脱力法メソッドの特長


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脱力というのは体感です。脱力する方法を勉強したから、頭で理解したからといって、実際にそれができるでしょうか。

体感するには実践するのが一番です。

  • 再現性

ピアノを弾くベストコンディションに、ご自分でいつでも整えることができます。

  • 理論、原理

発生学の理論を元に構築しているので、身体の構造に沿った、理にかなった動きです。ピアノが楽に弾けるだけでなく、身体の調子は良くなっていきます。

ピアノ脱力法メソッドを習得して手に入ること


  • プロセス力

脱力への一つ一つの過程を、適切な順番で習得していくことができます。

  • 応用力

習得した基礎を元に、自分自身で応用していく力が身についていきます。

  • 限界突破

今まで無理と諦めていたことを、自ら打破していくことが可能になります。


・・・このように、自分自身の身体と対話ができ、常に向上するための基礎力定着を可能にするのがピアノ脱力法メソッドの強みです。


脱力の土台


ピアノ演奏における脱力には重要な3つの要素があります。


1.ゆるめる

2.つなげる

3.ささえる


それぞれについて、簡単にご説明しましょう。

≪ゆるめる≫


身体の深部にある筋肉や関節の強張りをほぐし、緩めていきます


今、どこを緩めているのかを明確に意識しながら、部分ごとに丁寧に緩めていき、全身の脱力、連動へとつなげていきます。

  • あごをゆるめる・ぼかし
    顎関節をゆるめることが全身の強張りを緩める第一歩。


    なぜなら、顎関節(口)は動物の発生上において全ての器官の始まりだからです。


    演奏するときや日常生活の中で、気付くと歯を食いしばっていませんか?

  • 肩、肘、手首、指

ピアノを弾くときに使うのは指先とよく言われます。


指はどこから始まっていますか?指はどこにつながっていますか?


指に負担をかけないためには一部分だけでなく全体を連動させて使う必要があります。


まずは指から耳(顎関節)へとつながるラインをゆるめて自由に動かせるように整えます。



ピアノを弾くと足が疲れる。これって私だけ?


いえ、足が疲れるという悩みの相談はとても多いのです。


脚の筋肉は骨盤の中を通り、お腹の深層部へとつながっています。このラインをゆるめて整えます。

  • 骨盤


    上半身と下半身をつなげる役割を持つのが骨盤。


    骨盤の周囲をゆるめることで、上半身と下半身を連動させ、骨盤を正しい位置正しい形に整えます。


≪つなげる≫


ピアノを演奏する際に力が入ってしまう最大の原因と言っても過言ではないのは、指先だけ、足先だけのように、身体の末端'を一部分だけ動かそうとすることです。


上記のように、身体の各部分を丁寧にゆるめてほぐしていくと、各部位をそれぞれの部分のみで使わず、連携させて使うことができるようになります。


指から手首。手首から肩へ、顎関節へ。


腕の筋肉も、肩の周囲、脇の下、背中、肋骨の周辺と色々な部位へつながっています。


指が疲れるのは指先だけで弾いているから。


腱鞘炎になるのは腕全体のしなやかな連動が肘や手首で滞ってしまうから。


ペダルを踏んで脚が疲れるのは、たいてい足首だけ、または膝から下の筋肉だけでペダルを操作しているからです。


全身の筋肉の連動を理解し、意識する。


難しいことのように感じ、そんなことができるのかと疑問に思われる方も多いでしょう。


しかし、その具体的な方法はピアノ脱力法メソッドの内容を通じて体得することが可能です。


≪ささえる≫


全身の筋肉をゆるめ、整え、連動させる。


その感覚が掴めても、脱力しきった状態でピアノを演奏するのは不可能です。


そこで必要になるのが正しいフォーム、脱力した身体の重みを受け止めるための支えです。


腕の重さを支えるのは指です。指に乗る重みを受け止めるためには、正しい指のフォームの形成が必要です。


上半身の重さを支えるのは坐骨です。


坐骨に正しく体重を乗せ、上半身も下半身も自由に動かせるための姿勢を保つことが必要です。


そして更に身体の強度を増すために必要なのが、身体の内部に筒状の腔を作ること。

姿勢



十分に筋肉が緩められた状態になれば、肋骨も動きます。肺にしっかり空気を送り込み、肋骨を広げて身体を筒状に立てれば、力に頼ることなくボリュームのあるしっかりした音が出せるのです。


腰が反る、猫背になる等の悩みを持っている方は多いですが、身体の使い方を意識できるようになれば、正しい姿勢を作ることは可能です。


骨の周囲の筋肉を緩めることで、骨格は動きます。


自分で姿勢を整えることができると身体は安定し、全身を連動させて使えるようになると楽に弾けるので、心にも余裕が生まれます。


その結果、よりいっそう自分の音に耳を傾けることができるようになります。

≪ゆるめる≫

≪つなげる≫

≪ささえる≫


以上、脱力に必要な3つの要素についてご説明しました。


しっかりと身体をゆるめて連携させ、必要な支えを作ってしなやかな動きを受け止める。


その理論的かつ具体的な方法を習得するためのプログラムがピアノ脱力法メソッドなのです。


全ての動きに理論的裏づけがあり、身体の使い方が具体的にマニュアル化されているため、一度受講されるとご自分でも実践できるようになります。


再現性の高さがこのメソッドの特徴であり強みです。

脱力した状態で演奏できるようになると、身体が楽になるだけではなく、精神的な安定も得られます。


ピアノ脱力法メソッドのセミナー受講生からは、舞台袖でメソッドの一部を実践して本番に備えることで、落ち着いて演奏できる、緊張がほぐれる、という声が本当に多数寄せられています。



フィンガートレーニング


全身を緩めて整え、理想的な演奏ができる状態に身体をチューニングしました。


次に、ピアノの演奏に不可欠な手指の使い方にフォーカスしていきます。

≪手首の柔軟性≫


指はどこから生えているでしょう?


こう質問すると、大半の方が指の第3関節だと答えるのではないでしょうか。


いいえ、指は手首から生えています。手のひらの中の骨がどうなっているか、想像してみてください。


指を使うということは、すなわち手首から使うということです。


したがって、手首の柔軟性はピアノ演奏にとって大変重要です。


手首のスライド回転等のトレーニングにより、手首を柔軟に使う感覚を体得します。


≪拡張≫


拡張・ぼかし

指が長いのにオクターブの演奏が辛い。


必要のない指が一緒に動いてしまう。


または一緒に動かないようにと使っていない指が上がってしまう。


そんな方は、指と指の間の筋肉を緩めて拡張することで問題改善が期待できます。



≪第3関節お山≫


お山new2・ぼかし

脱力した重たい腕の重みを受け止めるためには、指の強度が必要です。


指先から手首までの指全体をアーチ状に整えるために、指の第3関節を頂点としたお山の形を作ることで、強いアーチを形成します。


これは縦のアーチ

アーチ2・ぼかし

縦のアーチが意識できれば、次に第2~4指の第3関節と第1指の第2関節で形成する、横のアーチも習得を目指します。


2本のアーチがクロスすることで、立体的で強い支えが完成します。



≪独立分離荷重≫


親指プロフ・ぼかし

指1本ずつに荷重をかけ、しっかりと支えることができているかを確認します。


指の角度、アーチの形など、1本ずつの指をよく観察することで、正しい重心を認識し、弱い指悪い癖を発見することができます。



≪黒二本・三本≫


独立分離荷重で確認した指一本ずつの重心、また打鍵する指以外の全ての指を脱力する感覚を、黒鍵をゆっくり打鍵して確認します。


白鍵よりも細い黒鍵で正しい芯を捉えた打鍵を確認することができれば、白鍵でも同様に指を使うことができます。


そのため、黒鍵でトレーニングします。

≪ショパンポジション≫


ショパンが『最も自然な指の形になる』と語ったとされる、E―Fis―Gis―Ais―Cに第1~5指を置いたポジションでの打鍵練習。


少し指間が広がることにより、手首の回転を意識します。

≪スケール・アルペジオ≫


黒二本、三本、ショパンポジションは指1本ずつの重さを落とす打鍵を意識した練習。


スケールとアルペジオにはポジション移動が含まれるため、第1指の打鍵角度、指くぐりの際の手首のスライドに特に意識をフォーカスします。


また、手首は固定してアーチの支えと共に保ちます。


最後に



 ショパンは、しなやかな身体から、美しい音が紡ぎだされることを、最も大切にしていたのです。

 そして声で歌うことも必修としていたそうです

 どんなにテクニックを磨いても、そこに歌心がなかったら音楽ではないから・・・


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