脱力とは
どうして脱力ができないの?
- できなくて当然
そもそも筋肉には、入力回路はあっても、脱力するという回路は備わっていないそうです。楽器を演奏するということは、スポーツと同じく、筋肉や骨を動かして運動をしているわけですから、意識せずにただ動かしていれば、硬くなるのは当然といえます。
- 身体が柔らかい≠脱力ができる
身体の柔軟性はあった方が良いですが、身体が柔らかいからといって、脱力ができるとは限りません。一見柔らかいのですが、芯部が硬くなっている方を見かけます。そうすると、音色は痛い音であったり、全く芯のない音であったりします。
脱力は新しく修得するべきテクニックと言えます。
どうして脱力ができないといけないの?
- 脱力⇔入力
常に入力していると、どうなるでしょうか?固まり、動きづらくなります。そのまま入力し続けると、壊れてしまいます。
入力後の素早い脱力、不必要な部位の脱力は、演奏の寿命を伸ばします。
- 自由になるために
何よりも大切なのは、脱力した身体からは、伸びやかな美しい音が生まれるということです。そして、楽に弾けるようになれるのです。楽に弾ける=練習が少なくて済む=効率的な練習ができる。こうなったら嬉しいですか?
ショパンは『頭の先から足の先まで柔軟に保つこと』と言っています。力まない自由な身体は、思うように音楽を表現するためには、必要不可欠なのです。
脱力できないとどうなるの?
- 様々な不具合が起きます
肩が凝る、腰が辛い、首が痛い、肘や手首を痛める、身体が疲れる、音が伸びない、音が響かない、音色の変化に乏しい、フレージングが上手くいかない、アーティキュレーションが上手くできない、表現力が足りない、本番で緊張すると身体まで固まってしまう、などなど。
- あらゆる面において
テクニック面、表現力、精神面、体力面で効果を発揮するのが「脱力法メソッド」です。
ピアノを演奏する身体のために最も大切なこと
- 筋力?いいえ、脱力です
演奏に必要な部位の筋力は、もちろん必要です。しかし、その筋力は、練習する中でつけていくのが理想的です。身体や指などに負担をかけ、必要以上の筋力をつけることは、美しい音色を遠ざけ、演奏する心と身体を分離し、空回りの原因になります。(筆者経験済み)
- なぜメンテナンスをしないのですか?
演奏には、筋肉を使います。そして、使ったあとには疲れが残ります。それは、毎日蓄積されていきます。長年経ったある時、痛みを発したり、動かなくなってしまったりします。ですから、疲れを取り除くメンテナンスが必要です。
- ご自分でできるメンテナンスです
「ピアノ脱力法メソッド」は、まず日々の疲れも含めた身体の疲れを取り除き、脱力した最良の状態にします。また、脱力した奏法によって、演奏中の疲労をできる限り少なくします。さらに、演奏後の緊張、疲れを取り除き、ベストな状態を維持します。それを、ご自分で行うことができます。
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